受験生の1月の過ごし方
ご無沙汰しています。
また、1月がやってきました。
受験生のいるご家庭は、いよいよの時期ですね。
冬季講習、正月特訓と来ていよいよ本番です!
東京・神奈川以外の受験生は進学先が決まります。
今日は、我が家の1月の過ごし方を振り返り、反省点も書いていきたいと思います。
お正月はなかった?
お正月は、ありました!
よく、受験生にはお正月などない!と言いますよね…
塾によっては正月気分を味わってはいけないと年末から三が日、しっかり正月特訓のところもあります。
別の塾に通っている方に聞いた話ですが、正月気分で浮かれて受験生として気持ちがそれてしまうのを防ぐためなんだそうです。
サピックスは、娘の年は1月3日がお休みでした。校舎によってちがうかもしれませんが。
例年は元旦がお休みだそうで、12月、先生に「元旦からご指導いただけるようで、ありがとうございます」と話したら「え?元旦あるの?えーーー…」って言っていたくらい、普段はないようです。先生も元旦くらい休みたいですよね。
なので、元旦にやりたかったこと、初詣やおせちを食べるなどのお正月ならではのことは3日にやりました。季節を感じることは受験生にとってとても大切なんだそう。
お正月をテーマにした問題が出る学校も稀にありますしね。
もちろん、勉強もしましたよ。
1月受験の意味
お正月が過ぎ、冬季講習が終わったらあっという間に本番を迎えます。
1月受験は、冬季講習が終わった翌日、なんていう学校もあります。
土佐塾が最初に始めた東京会場受験など((土佐塾は数年前に東京会場受験から撤退しましたが)早くに合格を手にしたいご家庭や、中には寮生活を考えているご家庭も聞いたことがあります。
首都圏の学校では栄東など、1月10日からスタートですね。
娘も1月10日に埼玉の学校を受けました。
1月受験をする理由
我が家の1月受験をする理由は、
- 入試本番という状況に慣れること
- 合格を勝ち取り、自信をつけること
- 得点によって、2月の学校のパターンをもう一度組み直すこと
この3つです。
このことを踏まえて1月の学校選びをしました。
3つ目の理由が一番大きかったので、得点開示のある学校に絞って受験校を決めています。
もうひとつ、理由ではないのですが、2月が全落ちだとしても何とか通える距離、通いたいと思える学校を1つは入れました。
1月校は通う気がないから…と言って受けないという選択をした人も何人か知っていますが、結果は様々だったので良いとも悪いとも言えません。
ですが、わたしは以上の理由から1月校の受験はお勧めしたいです。
全勝のリスク
娘は持ち偏差値相当の学校と少し余裕のある学校2校うけて、両方合格しました。
しかし、2月の本番では第一志望校に失敗しています。
全ての受験が終わって、
「失敗から学ぶことがある」
という言葉が身に沁みました。
1月に、1勝1敗で失敗も味わった方がよかったのかも…と思っています。
合格を手にしたことや過去問で合格者最低点をクリアしていたことで、受験なんてチョロいって思ってしまい、気が抜けてしまったのです。
それを2月まで引きずってしまいました。
浮かれている娘の耳には親の小言など届きません。
これが唯一、1月受験の失敗だったと思っています。
地に足がしっかりと付いていて冷静なお子さんであれば、こんな心配はいらないとは思いますが、うちの子のようにすぐに一喜一憂してしまう、調子に乗って手を抜くタイプには、成功と失敗、両方の経験が必要でしたね。
学校には行く?行かない?
これ、ものすごく悩みました。
普段の生活ペースを乱したくないという思いがあるのと、娘は学校が大好きだったので1月も通っていました。
ですが、2021年組は感染症の心配が例年よりとても大きく、受験する子はほぼ来ていない状況の とあって担任の先生も感染症の心配をしてくださり、
「例年の子どもたちには学校には来い!といっていますが、今年は受けられなくなるリスクが高過ぎてとても心配です。休んでも構わないですよ。」
と言ってくださったので、10日ほどはお休みをして、最後の追い込みをしました。
感染症のリスクが高くなければ、学校は受験前日まで行っていたと思います。
この時期にやっていた勉強
1月はもう受験が始まっていますが、最後の追い込みの時期でもあります。
娘は、コアプラスを中心に勉強を進めていました。
理科・社会。どちらも1月だけで3周はしました。
特におすすめは社会。
社会は前日まで伸びます。なんなら当日も伸びます。
1月に10点アップを考えるなら、絶対に社会です。
逆に、伸びが悪いのは国語ではないかと思います。
今以上の読解力をつけろと言われても、1ヶ月ではなかなか厳しいものがありますよね。
この辺りの見解は素人意見なので参考程度に思っていただきたいのですが、
社会→理科→算数→国語
の順に重きをおいて進めていました。
満点をねらう試験ではないので、効率よく得点を取っていくことが大切になっていきます。
中学受験で得るもの
中学受験の経験者からよく聞くのが
「今までで一番勉強したのは中学受験期だ」
という言葉です。
3年間必死でやりますし、何より12歳の子どもが人生を賭けて受験します。
大学受験の方が勉強するよね?と思いますが、やはり中学受験の勉強はインパクトが強いのでしょう。
6年生の皆さんは、本当にあと少し。
たとえ志望校の合格が取れなくとも、あまり考えたくはありませんが合格をすることができなかった場合でも勉強から得られた知識と習慣とやり抜く力は絶対に無駄にはなりません。
受験生全員に桜が咲くことを心から願っています!
頑張ってください!!