受験生の1月の過ごし方
ご無沙汰しています。
また、1月がやってきました。
受験生のいるご家庭は、いよいよの時期ですね。
冬季講習、正月特訓と来ていよいよ本番です!
東京・神奈川以外の受験生は進学先が決まります。
今日は、我が家の1月の過ごし方を振り返り、反省点も書いていきたいと思います。
お正月はなかった?
お正月は、ありました!
よく、受験生にはお正月などない!と言いますよね…
塾によっては正月気分を味わってはいけないと年末から三が日、しっかり正月特訓のところもあります。
別の塾に通っている方に聞いた話ですが、正月気分で浮かれて受験生として気持ちがそれてしまうのを防ぐためなんだそうです。
サピックスは、娘の年は1月3日がお休みでした。校舎によってちがうかもしれませんが。
例年は元旦がお休みだそうで、12月、先生に「元旦からご指導いただけるようで、ありがとうございます」と話したら「え?元旦あるの?えーーー…」って言っていたくらい、普段はないようです。先生も元旦くらい休みたいですよね。
なので、元旦にやりたかったこと、初詣やおせちを食べるなどのお正月ならではのことは3日にやりました。季節を感じることは受験生にとってとても大切なんだそう。
お正月をテーマにした問題が出る学校も稀にありますしね。
もちろん、勉強もしましたよ。
1月受験の意味
お正月が過ぎ、冬季講習が終わったらあっという間に本番を迎えます。
1月受験は、冬季講習が終わった翌日、なんていう学校もあります。
土佐塾が最初に始めた東京会場受験など((土佐塾は数年前に東京会場受験から撤退しましたが)早くに合格を手にしたいご家庭や、中には寮生活を考えているご家庭も聞いたことがあります。
首都圏の学校では栄東など、1月10日からスタートですね。
娘も1月10日に埼玉の学校を受けました。
1月受験をする理由
我が家の1月受験をする理由は、
- 入試本番という状況に慣れること
- 合格を勝ち取り、自信をつけること
- 得点によって、2月の学校のパターンをもう一度組み直すこと
この3つです。
このことを踏まえて1月の学校選びをしました。
3つ目の理由が一番大きかったので、得点開示のある学校に絞って受験校を決めています。
もうひとつ、理由ではないのですが、2月が全落ちだとしても何とか通える距離、通いたいと思える学校を1つは入れました。
1月校は通う気がないから…と言って受けないという選択をした人も何人か知っていますが、結果は様々だったので良いとも悪いとも言えません。
ですが、わたしは以上の理由から1月校の受験はお勧めしたいです。
全勝のリスク
娘は持ち偏差値相当の学校と少し余裕のある学校2校うけて、両方合格しました。
しかし、2月の本番では第一志望校に失敗しています。
全ての受験が終わって、
「失敗から学ぶことがある」
という言葉が身に沁みました。
1月に、1勝1敗で失敗も味わった方がよかったのかも…と思っています。
合格を手にしたことや過去問で合格者最低点をクリアしていたことで、受験なんてチョロいって思ってしまい、気が抜けてしまったのです。
それを2月まで引きずってしまいました。
浮かれている娘の耳には親の小言など届きません。
これが唯一、1月受験の失敗だったと思っています。
地に足がしっかりと付いていて冷静なお子さんであれば、こんな心配はいらないとは思いますが、うちの子のようにすぐに一喜一憂してしまう、調子に乗って手を抜くタイプには、成功と失敗、両方の経験が必要でしたね。
学校には行く?行かない?
これ、ものすごく悩みました。
普段の生活ペースを乱したくないという思いがあるのと、娘は学校が大好きだったので1月も通っていました。
ですが、2021年組は感染症の心配が例年よりとても大きく、受験する子はほぼ来ていない状況の とあって担任の先生も感染症の心配をしてくださり、
「例年の子どもたちには学校には来い!といっていますが、今年は受けられなくなるリスクが高過ぎてとても心配です。休んでも構わないですよ。」
と言ってくださったので、10日ほどはお休みをして、最後の追い込みをしました。
感染症のリスクが高くなければ、学校は受験前日まで行っていたと思います。
この時期にやっていた勉強
1月はもう受験が始まっていますが、最後の追い込みの時期でもあります。
娘は、コアプラスを中心に勉強を進めていました。
理科・社会。どちらも1月だけで3周はしました。
特におすすめは社会。
社会は前日まで伸びます。なんなら当日も伸びます。
1月に10点アップを考えるなら、絶対に社会です。
逆に、伸びが悪いのは国語ではないかと思います。
今以上の読解力をつけろと言われても、1ヶ月ではなかなか厳しいものがありますよね。
この辺りの見解は素人意見なので参考程度に思っていただきたいのですが、
社会→理科→算数→国語
の順に重きをおいて進めていました。
満点をねらう試験ではないので、効率よく得点を取っていくことが大切になっていきます。
中学受験で得るもの
中学受験の経験者からよく聞くのが
「今までで一番勉強したのは中学受験期だ」
という言葉です。
3年間必死でやりますし、何より12歳の子どもが人生を賭けて受験します。
大学受験の方が勉強するよね?と思いますが、やはり中学受験の勉強はインパクトが強いのでしょう。
6年生の皆さんは、本当にあと少し。
たとえ志望校の合格が取れなくとも、あまり考えたくはありませんが合格をすることができなかった場合でも勉強から得られた知識と習慣とやり抜く力は絶対に無駄にはなりません。
受験生全員に桜が咲くことを心から願っています!
頑張ってください!!
去年のいまごろ(1月校受験の回想記)
6年生のみなさん、いよいよ本番ですね!
東京・神奈川以外の人たちはもう始まっている時期。
続々と学校が決まり、よろこびの声が多く聞かれているのはないでしょうか。
1年前、娘も埼玉から始まり2月3日まで頑張ったこの時期は今でも鮮明に覚えています。
受験本番!まずは埼玉から
出願が始まる12月から「いよいよ受験するんだ…!」と今までにない緊張感と信じられない気持ちでいっぱいで迎えた1月。
お正月は正月特訓でお正月感が全くないままあっと言う間に過ぎ、埼玉の受験が始まります。
娘は2校受験。
幸いにして2校とも合格をいただけました。
というのも、サピックスの先生から「合格が取れる学校を受けてくださいね」と言われ、相談の上決めた学校だったから。
アドレナリンが出まくった初受験
学校に着くとまず最初に発した言葉。
「わぁー、この学校を受けるんだね!素敵な学校ー!」
そういって頑張ってくる!と笑顔で学校に入って行きました。
待つこと約3時間。受験が終わり、校舎から出てきた娘。
「受験、なんかワクワクしたよ!模試とは全然違ってザ・本番だった!もっと経験したい!」
と興奮気味。
すんなり合格をいただけたので1月は家庭内がいい空気感でした。
当日結果が出るので、夜パソコンの前で家族でドキドキしながらクリック。
「合格」です。おめでとうございます。
歓喜の声が我が家から上がります。
娘にとって初めての受験。
合 格 の二文字。
これ以上にない、最高の成功体験だったでしょう。
全勝で良かったの?
2月を迎えた時に初めて気が付いたことなので、この時はまだわかっていませんでした。
1校くらいは不合格もあって良かったのでは、と言うことを。
初めての受験、初めての合格。
不合格をもらうことにも意味があるなんて気づかないですよね…
少なくともわたしは気づいていませんでした。
理由はまた別でゆっくりお話できたらと思いますが、個人的には1勝1敗くらいがちょうどいいのかと思っています。
「経験」という意味ではやはり色々な体験をすることが糧になるのではないでしょうか。
2月に向けて
まずは1月やり切った!
1月後半の千葉も検討しましたが、コロナ元年の受験生だったこともあり、万が一感染したら2月に受験ができないリスクと気分良く2月1日を迎えるために受験は控え、当日にピークを持っていくためにできることをすることにしました。
この時点で残すところあと半月です。
3年間の集大成!がんばれ受験生!
今年も今の時期、サピックスの校舎の前を通るといつもよりさらに遅い時間まで電気がついています。
去年、先生たちは娘たちにもこうやって一生懸命対応してくださいました。
今でも本当に感謝しかありません。
6年生のみなさん、今までやってきたことを最大限に出し切れるよう頑張ってください!
心より応援しています!!
無学年式オンライン教材「すらら」
受験生の皆さんの中には塾に通う他にオンライン教材を使って勉強している子や、そういった経験のある子も多いのではないでしょうか。
娘は今『すらら』という教材を使って勉強をしています。
すららは学年関係なく学習ができるのでどんどん進められるし、昔わからなかったことがそのままになっていたらすぐに戻れるし。
受験期に知っていたら…!とちょっぴり悔しいです。
とはいえ、中学生から始めた娘でも定期テストや各種検定の勉強に大変役立っています。
すららについて、知っていることや感じたことを紹介していきますね。
すららってどんな教材なの?
他のオンライン教材とこんなところが違うよって点を挙げてみました。
- 学年を超えて学べる「無学年学習」
学年に関係なく先取りもできるし、さかのぼることもできる。
- 目の前で授業を受けてるみたい「対話式授業」
キャラクターが話しかける授業展開。ただ解いていくよりわかりやすく楽しい!
- 自分が解くべき問題がピッタリ「オーダーメイド出題」
簡単すぎでも難しすぎでもない、ちょうどいい難易度の問題を出題。
- どこでつまずいている?「ピンポイント診断」
解けない問題を分析。学び直す単元をピンポイントで教えてくれる。
- 止めはね払い、書き順、字型まで判断「書写システム」
他の教材にはない止めはね払いまでしっかり判定。
- 現役塾講師があなたをサポート「すららコーチ」
学力テストから受験対策まで、学習計画のアドバイスをしてくれる。質疑応答まで対応。
すららのメリットとデメリット
すららで学習するといいことばかり!
そんな紹介の仕方に感じたかもしれませんが、すららにも当然メリットとデメリットが存在します。
娘が使っていて感じた、リアルな声のメリットデメリットを挙げていきますね。
すららのメリット
- 予習や復習につかえる
- 応用問題がでるので中学受験にもつかえる
- 説明がわかりやすい
- 声優陣が豪華(めちゃくちゃ主観ですね(笑))
- カスタム機能(自分の名前の呼ばれ方とか変えられる、キャラクターを育てる的なの)
すららのデメリット
- 基礎問題が多く飽きてくる時がある
- アプリが落ちる
- 読み込みが遅い
最初はいかにもな感じで話していましたが、だんだん学習のことから脱線気味になり、デメリットを話す頃には悪口みたいになっていました。
娘の言うデメリットの一部は、もしかしたらデバイスのスペックや残容量などが関係しているかもしれないので、個体差にありがちな内容であることをご理解ください。
すららを中学受験対策にどう使う?
すららを使って中学受験をしよう!と考えたらどうなのでしょうか?
結論から言うと、すららだけで中学準備は厳しいです。
実際にすららの公式ページにも記載があります。
中学校、高校の受験対策コースといった受検対策コースのご用意はありません。
問題のレベルは中学版が公立高校の入試問題レベル、高校版がセンター試験レベル程度とお考え下さい。また、小学生版も中学受験対策がないため、基礎固めにお使いいただく形でご検討ください。
しかし、基礎力がしっかりとつく内容なので、基礎から応用につなげていく手助けの教材としてはありなのではないでしょうか。
無学年式は振り返りに最適です。
塾でついていけなくなってしまったり苦手な単元などは何度も振り返って学習したいですよね。
基本に立ち戻り、しっかり基礎固めをすることができるのがすららの強みと言えるでしょう。
塾と併用する教材として、とってもおすすめです!
すららを使っている娘のレビュー
すららはとても使いやすくて勉強するのにとっても楽。
すららの授業内で確認問題があり、理解度の確認がすぐにできるのがとても便利です。
間違えた時、合っていた時どちらの場合も解説がついていて偶然合っていた場合でもよくわかる解説で理解出来ます!
すららのおかげで楽しく勉強できています!
英語がもともと苦手な私でも、わかりやすく楽しい解説で、英語に対する学習姿勢が変わりました!
すららは幅広い教科を強化できるので(さすがに美術とかは無理ですが(笑))たくさん予習復習をしています!
もともとデバイスを使っての作業が好きな娘は、すららでの学習をとても楽しんでいます。
すららのレビューを書いてみて、と言ったらこんな文章が出来上がりました。
苦手だった国語。
いつのまにかこんなに国語力がついているし、成長している…とレビューを書かせて新たな発見もあり、ちょっと感動しています。
すららをおすすめしたい人
このブログは中学受験ブログということもあって、受験生向けのお話をしてきました。
ですが、すららは受験生以外にもおすすめできる教材なんです。
特にこのようなタイプにおすすめ。
発達障害のお子さん
すららは文字から情報を読み取ることを苦手とするお子さんとの相性が良いとされている教材。
ただ動画を見るだけの教材ではなく、コンスタントに問いかけられたり答えを求められたりするので、特に注意力の欠けているお子さんには効果的な機能となっています。
不登校のお子さん
お子さんが不登校だと学校の勉強が遅れてしまう心配がありますよね。
すららはそんな心配を解消してくれます。
すららは無学年式の教材なので、さかのぼって学習をすることが可能。
遅れた分を取り戻すことができる教材です。
すららを受講することで出席扱い!?
すららは不登校のお子さんに向いている、ということですが、勉強の遅れだけなく、出席日数をカバーしてくれるかもしれないんです。
これって、すごく画期的なことですよね!
条件などは公式ページでご確認いただければと思います。
結論。すららはおすすめの教材!
すららを娘にやらせてみてよかったかどうかと聞かれたら、よかったです!と言えます。
今もすららを続けていますし、楽しく勉強ができているから。
受験期に知っていたかったと言うのも事実ですが、中学生になった今から始めて遅かったかといえば全然そんなことはないので知った時が始めるタイミングですよ。
もうすぐ期末考査が始まります。
すららも勉強ツールの一つとして冬休み前の正念場をがんばってもらいましょう!
苦手な社会を克服したい!歴史まんがのすすめ
6年生のみなさんは過去問がある程度進み、模試がいよいよ佳境に入る時期ですね。
娘はとにかく社会が苦手で…
社会の中でも特に歴史が全然得点できなくて。
模試の結果にもしっかり出ていました。
「社会が、歴史が嫌いなんだよ!」と。
そんな時に買ったのが、歴史まんが。
6年の11月に?今頃買うなんて遅いかな?と思ったけど、とても役に立ったのでお話させてくださいね。
あえて歴史まんがを読ませなかった5年生
娘の脳には社会を拒否する何かがあるのか、コアプラスもデイステも響かず…知識を深める方法がわからずにいた時に本屋で見かけた歴史まんが。
存在は知っていたし、低学年の頃から読んでいたという友達も多数いました。
しかし娘に与えなかったのは、まんがを読むことで勉強がおろそかになると思ったから。
切り分けができないタイプなので…
でも、それをこのあと後悔するくらい、歴史まんがには効果がありました!
6年生の息抜きに歴史まんが
家にいる時は常に勉強をしていた(はず)の6年生後半。
勉強の休憩時間にやっていたゲームはこの頃にはもう取り上げていました。
そこで、歴史まんがを提案したら乗ってきたので買ってみることに。
休憩だから遊びたいけど、勉強要素も入っている。
娘にはちょうどよかったようで、ものすごい食いつき。
娘が読んでいた歴史まんがはこちらです。
講談社学習まんが日本の歴史
選んだ理由は
- その時に発売されていた歴史まんがのなかで一番新しかったから
- 公式サイトに「中学入試から大学受験まで」と記載があったから
社会科で学ぶことは年々変わり、最新の情報を習得することは重要。
なのでより新しいものを、と思ったのです。
さらに、娘は大学附属校と中高一貫進学校のどちらも志望校に入れていたので、大学受験も見据えていました。
歴史まんがいろいろ
講談社の「学習まんが日本の歴史」に決めるまで、たくさんの歴史まんがで迷いました。
どれも一長一短で甲乙つけがたいものばかり。
日本史名探偵コナン
娘が最初に飛びついたのもの。
低学年なら間違いなく選んでました。
エンタメ要素が強いので、歴史嫌いな子や小さな子も内容がスッと入ってきます。
導入編におすすめですよ!
両さんの日本史大達人
私が読みたいと思ったのはこれ。
子供から取り上げて読んでしまいそうなので、我慢しました。
こち亀のストーリーに乗せて知識を得て行くので、世代のお父さんお母さんに響きそうな内容。
私が子供の頃にあったら、歴史が得意になっていたかもー!
角川まんが学習シリーズ日本の歴史
歴史まんが売上ナンバー1の角川まんが学習シリーズ。
「歴史の大きな流れをつかむこと」と言うコンセプトなだけあって、時代の特徴をイラストでイメージできる内容。
別冊の「よくわかる近現代史シリーズ」は中学受験で頻出の近現代史をしっかりカバーしています。
最後まで悩んだ1冊でした。
DVD付学研まんがNEW日本の歴史
他社との大きな違いは、全巻DVD付きであるということ。
DVDを見ることで、小さい子供から大人まで家族で歴史を楽しめます。
漫画とDVDの2本立てで理解が深まるのは間違いないですね。
子供の年齢や理解度、あとは好みに合わせて選ぶのが一番いいんじゃないかな、と思います。
それくらいどの歴史まんがもよくできているんです。
歴史まんがは本当におすすめ!
歴史まんがを与えた後、娘は時間があればひたすらくりかえし読んでいました。
休憩時間やお風呂の中でも読んでいた結果、いつの間にか歴史の得点率が高くなっていました!
ですが、まんがを読んでいても漢字を覚えるのが難しかったみたいで、人物の名前や出来事をノートに書いて記憶させていたようです。
いかに楽しく勉強をするかということは受験生にとって最も大切なこと。
未体験なので想像になりますが、アルファクラスの子達はサピックスのテキストすら楽しんで読んでいたんじゃないかなと思っています。
昔の私のようにまんがに抵抗があるお母さんもいるかもしれません。
ですが、本当に歴史まんがおすすめです!
嫌がらずにもっと早く読ませてあげたらよかった、と後悔したので、与えてもいいかなと思ったらぜひ読ませてあげてくださいね。
我が家は大人もはまったので、家族みんなで楽しめますよ。
早稲田実業オープンスクール(2019年)
5年生の夏。
この頃は色んな学校のイベントに毎週のように参加していて本当に忙しい時期でした。
持ち偏差値よりかなり上もかなり下も、たくさんの学校を見て、受験生の家庭らしくなってきたなぁ、と思った記憶があります。
どこの学校も良いところがあって、1校しか通えないのが残念、なんてちょっと気持ちにゆとりもあり…
今回は当時の娘の成績をもってしてもチャレンジだろうと思われる超難関校、早稲田実業学校を訪問したお話です。
憧れの早稲田実業を訪問
憧れ校のひとつだった早稲田実業。
当時の持ち偏差値+8の学校だったんです。
チャレンジ校として受験を考えられるかも知れない、と受験生が参加できる行事をチェック。
今思えばありえないのですが…当時はまだ夢見られる時期であり、受験生を楽しんでいた時期でした。
きっかけはオープンスクールの当選
早稲田実業の学校イベントのひとつに、オープンスクールがあります。
開催時期は7月頃、学校見学と体験授業があり、体験授業には5、6年生がエントリーできます。
でも人数が多い場合は抽選、と書いてあり、こういうのってきっと6年生が優先だよね…なんて思いながらも該当者の5年生。
ダメ元でエントリーしてみたんです。
そしたら、当たっちゃいました!
かなりの人気だったようで、我が家はまるで受験に合格したような喜びよう。
抽選に当たっただけなのに、当時はなんて幸せ者だったのでしょう(笑)
通学は大変ではなさそう
都心から離れているため電車に乗る時間はそれなりに長いけど駅からは近いので、駅から遠い学校に通うのとそんなに変わらないんじゃないかなと思いました。
遠いし…と思って除外している方は一度訪問してみることをお勧めします。
遠くないじゃん!って思うかも知れないですよ。
体験授業
娘が選んだのは理科の授業。
実験室での授業で、グループに分かれて実験をし、講義もうけられるというもの。
6年生が多い中、5年生も少し居たようです。
保護者は別室のモニターから授業の様子を見ることができるのですが、ものすごく楽しそう!
実験の授業で、みんな楽しそうに作業をしていました。
授業が終わって教室から出てきた娘はニッコニコ。
大好きな理科、しかも実験だものね〜。
「来年も当たったら行きたい!」
ですよね〜。
「うんうん、もちろんエントリーしよう!」と話していたのですが、、コロナでなくなってしまいました。
とはいえ6年の成績ではチャレンジ校に設定することは到底できなかったので、他の学校に時間を使っていたと思います。
広くてメニューが豊富なカフェテリア
カフェテリアが開いていたので、ランチはこちらですることに。
こちらも広く、こんなに広いのにたくさんの受験生とその家族が来ているので席はほぼ満席です。
普段も学生さんで満席になっているのかな。
何を食べたかもう忘れてしまいましたが、味はまあまあでした。これなら毎日でも食べてきてくれそう、なんて手抜きを考えたくらい。
この日は限られたメニューでしたが、普段のメニューはとても豊富なようです。
券売機の豊富なメニュー数。学生さんたち羨ましい。
早稲田実業合格!という目標ができた
帰ってきてもまだ尚興奮冷めやらぬ状態の娘。
帰り道も、食事中もずっと早実に通いたいという話題が尽きませんでした。
うん、親としても通ってもらいたい。
この頃からしばらくはいつになくお勉強に対して前向きだったのもまだ今も記憶に残っています。
ここに通えるなら早起きしてお弁当がんばるよ!って思ってましたね。
5年生は学校を回る最適な時期
6年生は塾や家庭学習が忙しくて学校を見に行く時間がなかなかとれません。
まだ時間にゆとりがある4、5年で本当にたくさんの学校を訪問してきました。
学校は見れる限りたくさん見よう
5年生になると受験生としての自覚が出てきて、学校訪問も4年生の時とは見方が変わります。
楽しいところを見るだけではなく、学校の校風や方針なども見ていました。
相談会を開催している学校もあり、気になる学校は参加。個人的に色んなことが聞けるのでオススメです!
上も下も見た結果、偏差値で学校を決めず、校風から本人の直感まで色んな要素で学校選びをしました。
偏差値高すぎて無謀だから…偏差値低くていやだから…などと考えずに見れる限り色んな学校を見る事をお勧めします。
何が起こるかわからないからできることは今やろう
娘の年は6年生はコロナでほとんどの学校がイベントをキャンセルしてしまったので、見たくても見ることができませんでした。
とにかくオンライン説明会を活用。
オンライン説明会に参加するメリットは、は移動という手間が省けるのでたくさんの学校を見ることができるという点です。
たくさんの学校を知るためにオンライン説明会を活用するのは良いと思います。
しかし、各学校工夫を凝らしてできる限りのことをしてくださっているのですが、学校の雰囲気を知るには限界があります。
なので、来校型のイベントがない場合は学校までの通学シミュレーションをしたり、外からでも学校の雰囲気を見に行ったりもしました。
今年はどうなるのか、学校もギリギリまで様子を見ながらやっていくと思います。
訪問できる学校はぜひ訪問してみてください。
2022年SAPIX中学受験ガイド、発売しています!
我が家も去年の今頃購入し、コロナで学校イベントが全てキャンセルになってしまったのでこちらが大変重宝しました。
算数を強化したい(6年回想記)
去年の今頃はコロナで休校中だった学校がいよいよ始まりますよ、って時期でした。
サピックスはオンライン授業が始まって慣れてきた頃に対面授業再開という嬉しいアナウンスが出た時。
ですがもう既に娘はだらけていて、受験モードに戻していくのが大変だった記憶があります。
算数はオンライン授業がなかったので、娘はどうやってテキストをこなしていいのかわからず、指示されているところだけやる、というやり方をしていました。
でも、それじゃだめだ。もっとなにかやらなければ…と焦り始めた母が用意した問題集が『まいにち算数』です。
算数は最も大事な教科だから強化しよう
動画だけでやらなければいけない算数。自分がわからないところの動画がない、そもそも動画の内容がわからないと言い出し、もうやる気がなくなっているのが明らか。
「算数だけ授業がないからなんかイマイチやる気にならないんだよね。だって動画ってα1もAも同じ内容なんでしょ?本当にこれでいいのかね」
そう言って逃げ腰だっ違うことをやってみよう
だったら、サピックスのテキスト以外のことをやってみよう。
もちろんテキストはやらなければいけないけれど、他の問題集をやって気持ち新たに算数へのモチベーションをあげるのも良いかなと。
早速問題集を探します。こんな時は先輩に聞くのがいちばん!
娘には彼女の志望校に通っている年上のお友達がいます。
娘が中学受験をしたいと思うきっかけになったお姉さんで、彼女が受験勉強を頑張っている話を聞いて「受験をしたい」言い出したくらい娘にとって影響力が強い子。
目指す学校が同じだったこともありよく彼女に受験の相談をしていたので、今回も相談することに。
国語が大好きで、算数は大嫌いという彼女でしたが、これで克服したよ!と教えてくれた問題集がこちら。
その名のとおり、毎日必ずやります。
「必ず毎日やってね。今の時期だとまだ解けない問題もあると思うけどそれはとばしてやればいいから。何周もやるうちに全部できるようになってるから大丈夫!がんばってね!」
とアドバイスを受けて、始めてみました。
とにかく毎日がんばって解いてみた
計算、文章題、図形を1回5問、90回で450問。実際の入試問題からセレクトしています。
だんだんひねりの効いた問題になっていくのですが、簡単な問題からスタートするので楽しいようです。
毎日「楽しい〜!」と言いながらやっていました。
しかし、数日後。できない問題が出てきたのです。
「なにこれ!できない!解き方知らないし。この問題集やだな。基礎トレやってれば十分じゃん。基礎トレは見たことない問題ないし」
できなくなってくるととりあえず文句を言う娘。
母もその対応に慣れてきたので、そこはお手の物。優しく対応できるようになってきた母。
受験生の親スキルは着実に上がってきています。
できない問題はとばしていいと言われていたことを忘れている娘。
とばしていいんだよ、と話したら表情がゆるくなり再び楽しそうに解き始めました。
結構な問題数をとばしていましたが、塾からの課題ではないし、それにまだ解けない問題はたくさんあると思うので何も言わずに見守ります。
算数を強化した結果!
6月マンスリーでは算数の成績は上がっていました!算数は、ですが。
理社はズタボロでした。サボっていたのがよくわかる点数でした。
今回のテストが範囲のある最後のテストです。
次回からは範囲がないのでもっともっと大変になりますし、対策でどうにかなるものではない。
そこでまいにち算数をやり続けることでどう変わっていくのか検証しました。
回想記なので結論を話しますと、11月中旬あたりからまいにち算数をやる余裕がなくなってしまい、算数の成績が大きく落ちました。
1日5問、どんな時も必ずやるという習慣がとても良かったようで、そこを頑張りきれなかったのが残念でした。
過去問をやり込む時期に入っていたのでそこはしょうがないかなと。
どこの塾でも計算と漢字は習慣化するテキストがあると思いますが、プラス要素にとてもいい問題集だと思います。
1日5問なので負担も少ないですしね。
また6年生に戻れるのなら、今度はちゃんと最後までまいにち算数をやってもらいたい…!
基礎力をもっとしっかりつけたいという方はこちらと併用がオススメです!
中学生になりました
中学生になった娘。制服を着て学校へ行く姿を見ると大人になったなあ、と感じます。
が、中身は小学生の時と変わらず…まだ1ヶ月ちょっとですもんね。
成長を期待しつつ、まだまだかわいい期間を見守ろうと思います。
今回は中学生になった娘が毎日を楽しく過ごしているお話です。
第一志望の学校に通えなくても全然楽しい学校生活をおくれていますよ!
ちゃんと置かれた場所で咲いているようです。
学校が楽しい!!
みんなで駅で待ち合わせて学校へ
入学式の日に早速沢山のお友達ができた娘。
クラスの女子みんな仲良くなり、駅までの行き帰りもいっしょにしています。
それがとても楽しくて、「朝は駅で待ち合わせをしているから絶対に遅刻できない!」と小学校時代はギリギリ生活をしていた娘が余裕を持って家を出るようになりました。
小学校の話、塾の話、受験の話、家族の話。
色んな話をしているので、まるで昔からの友達のような感覚だそうです。
同じ時期に同じステージで戦った戦友ですからね。一生の友達になる子も中にはいることでしょう。
同じような子がたくさんいた
第一志望の学校にご縁をいただけなかった娘ですが、同じような子が本当にたくさんいました。
友達とそんな話になり、ずっとどこかで受験結果を消化できていなかった娘でしたが少し心が軽くなったようです。
「〇〇ちゃんも、〇〇くんも、第一志望じゃなかったんだって。私だけじゃなかったよ〜。」
とほっとした、という表情で話す娘。
とにかく毎日が楽しいようです。入学してよかったです!
今の悩みはスマホ
中学生の子を持つお父さんお母さん、スマホの管理はどうしていますか?
私はどこまでどう管理するのが良いのかわからなくて日々悩んでいました。
だって、思春期ですしね…自分だったら、って考えちゃいます。
スマホ漬けな毎日
受験が終了したタイミングで、娘の携帯をキッズケータイからスマホに機種変をしました。
6年生の時は、受験から解放されてやっと手に入れた自由に口出しをしませんでした。
ですが、、スクリーンタイムを見たら、平均8時間!これって起きている時はほとんどスマホじゃない?これは、、話をしないと。
母「いつもスマホやっているけど、宿題や明日の準備は終わっているの?」
娘「グループラインは今進行形で動いていて、今話してることを後から話すわけにいかないじゃん。準備や宿題は後からできるよ?」
なるほど…中学生には中学生の世界があるんですね。
自分が中学生の時のことを思い出すと、そうだったかも知れないです。
私の時代は交換ノートだったかな?親や先生、他の友達にすら見られたくなくて秘密のノートをそれぞれの友達と楽しんでいました。
秘密の箱がスマホという形に変わっただけで、親の知らないことはたくさんありました。
ですが、やりすぎはだめです。
見ていてさすがに目に余ったので今回はここで取り上げます。
冒頭に中身は小学生、と書きましたが外ではもう小学生とは違う、子供から大人へ成長していく一歩を踏み出しているんですね。
かわいい子供な部分と大人の真似事っぽい部分が混在してて、面白い時期なのかもしれません。
自慢だった視力が落ちてしまった
もう一つ、問題が。
娘は小学生の時視力がとても良かったのです。
メガネの子が多い中、両目1.5をキープしていました。
受験生になって、ちょっと落ちましたがそれでも1.0は見えていました。それが、それが…
右目が0.1になってしまったんです、突然
左目は1.0のままで不思議なのですが、スマホを使い始めたタイミングで悪くなったので、原因はこれか、と。
やはり使う時間と場所も考えないといけないですね。
夜寝る前ベッドの中とか、夜の車の中とか、暗い場所での使用を控えてもらおうと思っています。
大人も子供も、スマホの使いすぎには注意ですね。
とはいえなかなかやめられないのですが。